青パパイヤのパパイン酵素
青パパイヤの注目成分はなんといっても酵素の王様「パパイン」といわれる酵素。酵素は人間の体にとって欠かせないものですが、熱に弱く、加熱するとその働きが失われてしまうというデメリットがあります。しかし南国のフルーツに含まれる食物酵素の多くは熱に強く特に青パパイヤに含まれる酵素は高温でも活性化します。「パパイン」にはタンパク質を分解する働きがあり、消化を助けるほか、お肉を柔らかくする効果もあります。美容面では古くなった肌のコラーゲンも分解し、肌老化を防ぐ効果もあるといわれています。化粧品や入浴剤、洗剤などに使われています。さらに、脂肪や糖分の分解もあるといわれており、まさに酵素の王様。「パパイン」は熟したパパイヤよりも青パパイヤに多く含まれています。
酵素のおはなし vol.1「酵素の働き」
酵素ドリンクやスムージーを作るときには酵素が壊れないように…など「酵素」という言葉をよく耳にするようになりました。では「酵素」って私たちの身体でどんな働きをしているのでしょうか。
「酵素」は私たちの身体の中に3,000種類ほどあるといわれており、食べたものを消化吸収したり、息をしたり、筋肉を動かしたり、全ての生命活動に関係しているものです。もし、酵素の働きがなければ、人間も動物も生きることはできません。いわば、生命活動の主役であり源です。「酵素」は体内で作られて働く「酵素」と、食べ物から得られる「酵素」の2種類があります。
酵素のおはなし Vol.2「酵素チェック」
あなたは「酵素」が足りていますか?
次に質問にいくつあてはまるでしょうか。
1. 体重が増えてきた
2. シミ、シワが増えてきた
3. しびれた感じがする
4. 気分が沈むことが多い
5. 怒りっぽくなった
6. むくみやすい
7. めまい、疲れやすくなった
8. 食物アレルギー、アトピー、ぜんそく等がある
9. 耳鳴りがする
10. 風邪をひきやすくなった
これらは酵素が不足していると起きる症状。数が多いほど、酵素が不足しています。
酵素のおはなし Vol.3「体内酵素」
私たちの身体の中にある酵素は「体内酵素」といわれ、「消化酵素」と「代謝酵素」の2種類あります。「体内酵素」はタンパク質をはじめ、食事によって作られますが、作られる量は決まっています。身体の中では優先的に「消化酵素」から作られます。たくさん食べすぎたり、飲みすぎたりすると、1日の酵素のなかで「消化酵素」をたくさん作り、「代謝酵素」は少なくなります。食べすぎたり飲みすぎたりした翌日は代謝が落ちてしまうので、身体がむくんだり、吹き出物ができやすくなるのです。また反対に風邪など発熱を伴う病気の時は食欲が落ちます。食べ物を消化するための酵素をできる限り最小限にして、その分代謝酵素を多く作り出し、ウイルスや細菌と闘うのです。熱があるからウイルスと闘うために「ステーキ」というのはNG。消化のよいお粥というのは、理にかなっていますね。
酵素のおはなし Vol.4「食物酵素」
身体の中にある酵素を「体内酵素」といいます。その「体内酵素」には「消化酵素」と「代謝酵素」の2種類があるとお話しました。さらに食べ物が持っている酵素を「食物酵素」といいます。この「食物酵素」がある食べ物を摂取すると、消化酵素と同じような働きをして、消化を促してくれます。つまり限られている「体内酵素」のうち、消化酵素の使用量が減るのであれば、代謝酵素に回すことができるわけです。酵素ドリンクを飲んだり、酵素が多い食品を積極的に摂るということは、代謝がアップするため、肌の新陳代謝もよくなり、肩こりやむくみの改善につながるというわけです。
酵素のおはなし Vol.5「酵素と熱」
「酵素」は熱に弱いという事を聞いた事がありませんか?
酵素は肉や魚、卵、大豆などに含まれているタンパク質で作られています。37℃くらいがもっとも活性があがりますが、低くでも酵素の反応が悪くなりますし、反対に高温になると酵素が失活してしまいます。つまり、食物酵素を摂るには「生」がおすすめ。新鮮な肉、魚、野菜、果物といった食べ物には食物酵素が含まれています。そして最近注目されている「発酵食品」にも酵素がたっぷりと含まれています。
酵素のおはなし Vol.6「消化を助ける食物酵素《でんぷん》」
生の肉や魚、野菜や果物には「食物酵素」が含まれています。「食物酵素」は私たちの身体の中にある「代謝酵素」と似たような働きがあります。
ご飯やパン、うどんといった「でんぷん」の消化を助ける食べ物は「大根」「かぶ」「山芋」「オクラ」「モロヘイヤ」「レタス」 「キャベツ」「レンコン」「ゴーヤ」「アボガド」「リンゴ」「メロン」などがあります。ご飯やそばにとろろをかける「とろろご飯」「とろろそば」は、まさにでんぷんの消化を助けるための組み合わせ。お餅を食べる時に大根おろしをそえると、胃もたれせずにすっきりと食べられます。でんぷんを分解する酵素を野菜が持っているからです。
酵素のおはなし Vol.7「消化を助ける食物酵素《たんぱく質》」
肉や魚などたんぱく質を食べた時に消化を助ける野菜や果物は「キャベツ」「ジャガイモ」「パセリ」「大根」「ショウガ」「ニンジン」「赤黄パプリカ」「ピーマン」「バナナ」「マンゴ」「キウイ」「パイナップル」。マンゴやメロン、いちじくに生ハムを添えるのは、美味しいく身体に優しい組み合わせといえます。キウイやパイナップル、生姜のすりおろしの中に肉を入れてもんで少し置くと、肉が柔らかくなります。肉のソースにこれらの野菜やフルーツを使用することもできます。夜、タンパク質を食べた後のデザートにこの果物を食べるのも消化をたすける目的もあります。
酵素のおはなし Vol.8「消化を助ける食物酵素《脂質》」
揚げ物など脂っこいものの消化を助ける野菜や果物は「キュウリ」「セロリ」「ニンジン」「黄パプリカ」「大根」「ピーマン」「トマト」「イチゴ」「グレープフルーツ」「 スイカ」「オレンジ」などがあります。てんぷらに大根おろしや、人参が加わったもみじおろしを添えて食してきた文化は昔の人も一緒にたべることで消化が良いと感じていたからでしょう。きゅうりや人参、パプリカ、大根、トマトはサラダの定番野菜。揚げ物やあぶらっこいものは、消化に時間がかかるため、胃もたれの原因になります。とんかつや唐揚げにキャベツの千切りを添えるのも、キャベツのビタミンUが消化を助けるためで整腸薬にもなっています。
このように食べ物がもつ「食物酵素」は、私たちの「消化酵素」を助け、さらには「代謝酵素」を多くすることで、健康とおおきく関係しているといえましょう。
石畑清武博士「パパイヤ研究レポート」
パパイヤの美容・健康効果について詳しく知りたい方は、
鹿児島大学名誉教授 石畑清武博士
「パパイヤ研究レポート」をご参照下さい。
http://www.papaya-leaf.jp/